京都市議会議員の平山たかおさんからご回答をいただきました。
京都市議会議員の平山たかおさんから先日の意見書についてご回答をいただきました。
先日の寺田さんからの回答と併せてお読みいただくと、それぞれに重要だと考える点の違いが分かります。
平山さんにも改めてご返信をしますが、私もバタバタしていてまだお返事はできていません。
それでは以下に、ご紹介します。
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イルピアット紙屋川 水谷啓郎 様
この度は意見書・質問書をお送りくださり、ありがとうございます。
拝読させていただきました。以下に、自分なりに整理し、まとめた私見を載せておきますが、わかりにくい点等がございましたらお申し付け下さい。
まず、営業時間短縮要請についてでありますが、水谷様のご指摘の通り、ご苦労をお掛けてしているものだと認識しています。加えて、緊急事態宣言が視野に入る中、営業時間短縮要請も、2月7日まで延長されることが、京都府のホームページ等で公表されています。(詳細は、https://www.pref.kyoto.jp/sanroso/news/coronavirus-kyoryokukin2.html)
なお、私の選挙区は東山区であり、飲食店等が多数あり、様々なお困りごとも伺っております。
特に、新型コロナによるいわれなき差別等が発生しないように、私は、尽力しており、その事は、私が議会で議論した内容も、京都新聞にて紹介されております。(データは添付致しておきます。もちろん、記事以外にも様々な議論をしています。)
まさに、水谷様がおっしゃられる飲食業の方々の尊厳であると、私は解しております。
そこで、12月14日に実施された「ステーキ会食」において、「食事が目的でない」との二階幹事長のご発言であります。
私自身、恥ずかしながら、報道等で見聞きをしている情報しか無いため、全ての発言の要旨を知っているわけではありません。しかし、地元選出の衆議院議員には、影響力があられるお立場に方々のご発言については、特に留意すべしと申し上げた次第であります。
また、今年度、私は、京都市会の総務消防委員会に所属をしております。京都市の行財政局等が所管の委員会であります。(国における財務省のようなものと、ご理解頂けたらわかりやすいかもしれません。)
そこで、新型コロナに伴う、様々な財政的な支援については出来得る限り、市民の皆様、お一人おひとりに寄り添った形で実施されるように再三申し上げております。
加えて、「地方自治」に関してのご指摘でありますが、ご承知おきの通り、私は自由民主党の所属であり、国に言うべきは申している気概でありますし、今般、自民党市議団を代表し、党本部や霞が関等には、様々な財政的な支援であったり、京都市の要望活動の実施も行っております。
現状、京都市は財政が非常に厳しく、国に対し、財政的な支援をお願いせざるを得ないのは報道等でも十分ご承知おきのことかと思います。
また、私自身、国をはじめ、様々な支援策等について、一人でも多くの皆様方へ情報を伝達できればとの思いで、「平山たかおチャンネル」というYou Tubeチャンネルも始めさせて頂きました。(宣伝のようになってしまい恐縮です)
そこでもお話しておりますが、現代貨幣理論(MMT)という、簡単に申し上げたら、国は通貨発行権を持っているがゆえに、大規模な財政出動ができるという考え方です。(デフレ下においては)
様々な考え方がありますし、これが全てでもありませんが、私は、もっと大規模な財政出動が、国においてはできるはずだと考えております。
私は、元々銀行に勤めており、実家は「まちの電器店」で、商売屋の息子です。
感染拡大を防止するために、自粛を要請する。それに伴い、キャッシュフローの流れが滞るのであれば、どこかが、その滞っている部分を流すことをしなくてはいけない。
すなわち、国において、財政出動とセットで要請すべきだと考えており、これは、地元選出の国会議員に、しっかりとお伝えしているところでもあります。
また、模範たる行動を取っておられましたかとの問いでありますが、個人的には、外出時にはマスク着用はもちろんのこと、アルコール消毒等、模範となっていたのかは、様々な価値観があり、一概に何が正解なのかはわかりかねますが、出来る限りの感染拡大防止策は取りながら、行動してきたと自負しています。
また、市長のご予定でありますが、全てを把握しているわけではありませんが、適切な行動を取られているものだと、私は認識致しております。
医療現場のひっ迫状況に関しては、私も友人が医療関係者にも多数おりますので、多くのお声を頂戴しています。
決して十分ではないにせよ、京都市会においては、全市会議員の報酬等を削減し、「京都市思いやり基金」というものに計上し、医療現場をはじめとした最前線で頑張って頂いてる皆様方への支援策に使われるように議会において決定した次第であります。
長文、また乱文となった事、ご容赦下さい。
また、ご不明な点等ございましたら、お申し付け下さい。
いずれに致しましても、多くの市民の皆様のお声、お困りごとをお伺いしたいと思いつつも、すべてのお声を拾いきれていない部分は、反省点であります。
この度は、貴重なご意見を賜り、心から感謝申し上げます。
しっかりと、京都市政の場において、私なりに活かしていきたいと思います。
時節柄、どうぞ、お体にはご自愛下さいますように。
京都市会議員 平山たかお拝