自由民主党京都市議会議員団さまより 意見書の回答
自由民主党京都市議会議員団さまから頂いた意見書への回答を以下にご紹介します。
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イルピアット紙屋川 水谷 様
この度は我が会派の各議員にご意見を頂きありがとうございます。
我が会派の複数の議員から、お返事をさせて頂いておりますが、ここでは、会派としてのお答えをさせていただきたいと思います。
はじめに、飲食業界また関連産業の皆様が大変なご苦労をされていることを各議員及び会派においても少なからず聞かせて頂いております。
同様に医療関係者の方々からも、医師会や看護協会はじめ個別の先生方など多くの方々から現場などの声をお聞かせいただいております。
それぞれのご意見に対し、少しでも改善ができるよう議会の場において多くの提言や要望を行ってまいりました。
現在京都市会は通年制をとっており、その強みを生かし、いち早く対策を打つためにスピーディーに議論し、3月4月5月7月9月12月と新型コロナウイルス対策の関係補正予算を延べ8回にわたり可決成立させて参りました。市民の皆様の暮らしを守るため、また、最前線で活躍頂いている多くの皆様を支えるため、幾ばくかの力になったものと思っています。
一方、京都市財政は大変厳しく、これらの補正予算の財源のほとんどは国からのものであり、国と最も深いパイプがある自民党京都市会議員団として、全力で地元国会議員をはじめ政府や各省庁に要望活動も行ってまいりました。
また、感染症対策の指令塔は都道府県が担っている中で、保健所など最前線の現場の多くは政令指定都市である京都市が担っています。つまり府市がしっかり協調しなければ、混乱を来たすだけであり、京都府や府議会とも議員団として連携強化に努め、市民の皆様にしっかり結果を届けできるよう取り組んでまいりました。
このような非常事態には国・府・市が明確にその役割を分担し、それぞれの力を最大限に発揮していかなければなりません。私たち市会議員団に課せられた責任は重大であると日々実感しています。
ただ、すべての皆様のお声をお聞きできているわけではなく、今後も真摯に、できるだけ多くの皆様の声をお聞きできるよう取り組んでまいります。京都市会の最大会派である自民党市会議員団には、各行政区に議員がいることを最大限に活かし努めてまいります。
現在首都圏をはじめ本市においても非常事態宣言が出されており、厳しい局面を迎えています。一人でも多くの方にご理解とご協力をいただき、感染対策に万全を期す必要があると考えています。特に医療現場において過度な負担が発生しつつあり、医療崩壊を起こしかねない状況にあります。そのことで救える命を救えなくなることは絶対に避けなければならないと思っております。
市民のお一人お一人に正しく理解をしていただく必要がある中、貴殿におかれては、経営されておられるお店の中でお客様に対し感染対策の徹底をしていただいているとのこと。本当に頭が下がります。
政府や自民党の中枢の方々が自分たちで決めたルールに従わない事については、大変課題があると考えており、地元国会議員や自民党京都府連を通じ抗議をしてまいりました
市長に対するお声が届いていないことについては、どのような形で提言をされたのかが分かりませんので、その事への言及は避けますが、その思いについては責任を持って届け、返答するよう伝えたところであり、本日回答したと伺っております。
我々が市民の模範となっているかについては、精一杯取り組んでいるつもりですが十分であるかどうかは分かりません。議長から各議員への注意喚起も度々行ってもらっています。
一方で、これまでも旅館業の皆様の要望を受け、最初の非常事態宣言時には感染対策を行ったうえで議員団としてお弁当を取ったこともございます。また飲食業の方々の現状をお聞きするため、万全の対策をしたとはいえ、複数人での会合をしたこともございました。11月に東京において行った、政府や省庁、国会議員等への要望活動は、最低限の人数で行ったとはいえ、批判される方もございました。
新型コロナウイルス感染症対策については、少しずつ見えてきたとはいえ、未知のウイルスとの戦いです。現状では何が本当に正しいかはわかりませんが、その中でも専門家の知見や政府の意向を受けガイドライン等が決められています
貴殿をはじめとするガイドライン等に沿っていただいている多くの事業者の皆様や多くの市民の皆さまに感謝しつつ、そのことを守りながら事業をされている方々を守れるよう、しっかりと取り組んで参ります。
市民の皆様が1日も早い安心した日々が送れるようになることを切に望み、また我々のできることにしっかりと取り組んで参ります。