のび太は時に、哲学者の様に見える。

2018年7月4日ミズタニ行進曲

片付けしながら視界に入ったのび太。

川音を聴いているようだし、何かを考えているようだし。

雨で増水した紙屋川は耳心地のよい川音を伝えている。

まるでどこかの温泉街のようだ。

増水している川音を耳心地いいだなんて不謹慎だが、雨上がりの夜は涼しくて。

のび太はまるで、哲学者の様だ。

たたずんでいる。

自分の気持ちを重ねる。

今日の紙屋川は静かな営業だったなぁ。

それでも。

どうしてか、充実感はあって。

もっと頑張る必要はあるのだが、のび太は別の問いを突き立てている気さえする。

なんだろう。

それを考えながら片付けよう。